3月某日。
うぴこ・とっしー・まつぼっくり親子は、神戸市内のある団体さんが主催のイベントに参加して
有馬温泉に一泊してきました
有馬の「金の湯」、初めて入りました
こどもたちとゆっくり温泉に入る機会なんて、そうそうありません。
しかも今回は、お泊まりあせらず行動できるのって嬉しかったです
夜は、こどもたちが寝静まったあと、ママたち揃ってゆっくりトーク。
なんとなしに、いろんなことをお話しました
お話しながら、私は一方で、まったく違うことを考えたりしていました。
ココで、こうしてプライベートなことをお互い話している彼女たちは
震災がなかったらおそらく出会うことはなかったかもしれない人。
それがこうして、自宅から遠く離れた神戸で知り合って、貴重なママ友になり、
少しづつ近しくなって、こうして夜更けにぽつぽつと語り合い、これから枕を並べて眠る…。
人生って本当にいろいろ岐路があって、今ここでこうしていることが本当に不思議だなぁ。
って。
東日本大震災は3.11ですが、私は『その日』はどこか他人事みたいな気もしていました。
震災だけなら、どんなにひどい爪痕でも、
大切な家族が揃って一緒ならきっと乗り越えることができただろうから。
私にとっては、避難を決めて 娘と2人で神戸に降り立った日、その日が
人生を大きく変えた、辛い区切りの日であり、
1年の始まりと終わりも同様にその日になったように思っています。
3.11をどう過ごすか、悩みました。
でも、できるだけ明るく、普段通りにしていたかった。
だって、震災が起こるあの時間までは、「何でもない、ただ普通の、幸せな日常」だったから。
娘が眠ったあと、
震災前のことをいろいろ思い出したり、家族を想ったり、先の不安を考えたりして
ひとり号泣してしまうことが、今でもよくあります。
きっと、たくさんの人たちが、同じように、まだ後ろを向いてしまうことがあるのでしょう。
でも私は、べこっこMaMaに参加したことで、
こうして一緒に温泉に来て、同じ部屋にお泊まりできるような仲間ができた。
毎週、ケーキ販売をしなければいけないので、ぼんやり悲しんでばかりもいられない。
前を向いて、一日一日を大切に過ごすきっかけが、ここにある。
何のために神戸で生活しているの?それは愛するこどもを安心して成長させるため。
後ろを向いてしまいそうになったとき、それを思い出させてくれる人たちが、ここにいる。
とっしーさんと、まつぼっくりさんと、一緒の時間を過ごしながら
ときどき涙が出そうになるのを悟られないように振る舞いつつ、そんなことを思っていた
有馬温泉での2日間でした。
またみんなで、ゆっくりどこかに泊まりに行けたらいいな
うぴこ・とっしー・まつぼっくり親子は、神戸市内のある団体さんが主催のイベントに参加して
有馬温泉に一泊してきました
有馬の「金の湯」、初めて入りました
こどもたちとゆっくり温泉に入る機会なんて、そうそうありません。
しかも今回は、お泊まりあせらず行動できるのって嬉しかったです
夜は、こどもたちが寝静まったあと、ママたち揃ってゆっくりトーク。
なんとなしに、いろんなことをお話しました
お話しながら、私は一方で、まったく違うことを考えたりしていました。
ココで、こうしてプライベートなことをお互い話している彼女たちは
震災がなかったらおそらく出会うことはなかったかもしれない人。
それがこうして、自宅から遠く離れた神戸で知り合って、貴重なママ友になり、
少しづつ近しくなって、こうして夜更けにぽつぽつと語り合い、これから枕を並べて眠る…。
人生って本当にいろいろ岐路があって、今ここでこうしていることが本当に不思議だなぁ。
って。
東日本大震災は3.11ですが、私は『その日』はどこか他人事みたいな気もしていました。
震災だけなら、どんなにひどい爪痕でも、
大切な家族が揃って一緒ならきっと乗り越えることができただろうから。
私にとっては、避難を決めて 娘と2人で神戸に降り立った日、その日が
人生を大きく変えた、辛い区切りの日であり、
1年の始まりと終わりも同様にその日になったように思っています。
3.11をどう過ごすか、悩みました。
でも、できるだけ明るく、普段通りにしていたかった。
だって、震災が起こるあの時間までは、「何でもない、ただ普通の、幸せな日常」だったから。
娘が眠ったあと、
震災前のことをいろいろ思い出したり、家族を想ったり、先の不安を考えたりして
ひとり号泣してしまうことが、今でもよくあります。
きっと、たくさんの人たちが、同じように、まだ後ろを向いてしまうことがあるのでしょう。
でも私は、べこっこMaMaに参加したことで、
こうして一緒に温泉に来て、同じ部屋にお泊まりできるような仲間ができた。
毎週、ケーキ販売をしなければいけないので、ぼんやり悲しんでばかりもいられない。
前を向いて、一日一日を大切に過ごすきっかけが、ここにある。
何のために神戸で生活しているの?それは愛するこどもを安心して成長させるため。
後ろを向いてしまいそうになったとき、それを思い出させてくれる人たちが、ここにいる。
とっしーさんと、まつぼっくりさんと、一緒の時間を過ごしながら
ときどき涙が出そうになるのを悟られないように振る舞いつつ、そんなことを思っていた
有馬温泉での2日間でした。
またみんなで、ゆっくりどこかに泊まりに行けたらいいな
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